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ファシリテーターズ・オフィス「サードバリュー・ブルワリー」マイスターの徳田太郎が運営するblogです。
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弱者の居場所がない社会
今日は、午前中は「新しい公共提案型モデル事業」として実施している「発達障害のある若年層への就労支援モデル事業」の第4回地域円卓会議、夜はつくば市民大学の第4回市民活動交流会と、なかなかハードな一日でした。
そして、ウニベルラジオのオンエア日でもありましたね。
今日の「今週の一冊」でご紹介したのは、こちら。



金銭的・物質的な欠乏であり、低い生活水準〈である〉状態を示す「貧困」と、人間関係の欠乏であり、低い生活水準〈にされた〉状態を示す「社会的排除」。問題は社会の側にあるのであり、そして「格差」が大きい社会に住むことは、〈誰にとっても〉悪影響を及ぼすということ。これらの主張を、客観的なデータと、実体験に基づく事例をベースに、説得力とともに熱く語っている好著です。
昨年末、私は、日本ファシリテーション協会の仲間に向けて、災害復興支援室長として、「2012年を見送るにあたって」と題した、以下のメッセージを発しました。

東日本大震災発生から、661日が経過しました。
本年度は、当MLでの活動報告を一度しか行っておりませんでしたが、
災害復興支援室は、現在も活動を継続しております。
活動内容も、原発事故による広域避難者支援に関連するものが増え、
全国の会員のみなさまにご協力をいただく機会が増えてきております。
この場をお借りしまして、この一年、
ボランティアや寄付を通じて、復興支援活動を支えてくださったみなさまに、
厚く御礼申し上げます。

阪神・淡路大震災の経験からも、社会的に弱い立場にある方々ほど、
震災の影響が長期にわたる可能性が高いことが予想されます。
さらに、原発事故の影響を踏まえれば、その可能性が
はるかに高いものとなることは、間違いありません。

失われた「つながり」を機能的に回復すること、それにより
一人ひとりに居場所があり、役割と出番があり、参加があり、関係がある、
そのような「誰ひとり排除されることのない社会」を築いていくために、
ファシリテーションができることは、まだまだたくさんあるはずです。

困難に直面している方々に対する、直接的な支援でなくても、
連携と協働により社会的排除の構造と要因を克服するためのネットワークを
つくり、育んでいくことも、復興支援の、大切なひとつの形であり、
そこでファシリテーションが果たす役割は、ますます大きくなっていくことでしょう。


本書のテーマである「社会的包摂」は、私にとって、今年の大きなテーマです。

※「ウニベルラジオ」は、つくばのコミュニティFM「ラヂオつくば」(FM84.2)の他、インターネットのサイマルラジオで、同日同時刻であれば、世界中どこからでもお聴きいただけます(関東→ラヂオつくば→放送を聴く)。また、iPhoneやiPadでは「Radio JP」、Android端末では「Tune In」というアプリをダウンロードすれば、同様にお聴きいただくことが可能です。毎週水曜日20:00〜20:30(再放送は木曜日13:30〜14:00)です。ぜひお楽しみください!
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