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ファシリテーターズ・オフィス「サードバリュー・ブルワリー」マイスターの徳田太郎が運営するblogです。
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「分断」を越え続けること


昨日から、日本ファシリテーション協会・災害復興支援室の業務で、兵庫県西宮市に来ております。
目的は、関西学院大学災害復興制度研究所主催の「2013年 復興・減災フォーラム」のお手伝い。
私が担当したのは、「全国被災地交流集会」の円卓会議での、パソコンとプロジェクタを使っての論点の抽出と整理です。
「みんなで考えよう 原発避難のこれから」と題した円卓会議には、福島から全国各地に避難し、自助グループをつくって活動しているみなさん、支援者や研究者、弁護士や医師、メディア関係者など、36名もの協議者がテーブルを囲んでいるほか、それを取り巻くように80名くらいの方々がオブザーバーとして参加しています。協議が充実したものになるよう論点を抽出・整理しつつ、オブザーバーのみなさんにも可視化する。いわば、スクリーンを使った「ファシリテーション・グラフィック」です。
避難先で様々な取り組みを始めた広域避難の人たちの現況報告を受け、課題を共有することが目的の「第1部」では、みなさんのお話から、以下の7点をポイントとして抽出しました。
・(避難者同士の)コミュニティ形成
・(支援者間の)ネットワーク形成
・(時間の経過に伴う)状況の変化
・(避難者に関する)情報の把握
・(一人ひとり異なる課題への)個別対応
・(支援制度などの)自治体間格差
・(継続的な支援のための)制度と資金
そして、それら主要な課題について、政策提言に向けて論点を明確にする「第2部」では、「被災者支援のための恒久対策立法」や「セカンドタウン構想」が主要なテーマとなりましたが、それらを横断するキーワードとして「分断」を挙げて整理を試みました。
避難者/非避難者、定住/帰還、福島/福島以外、強制避難/自主避難…。無数の分断線が立ち現れ、「対立」に追いやられてしまう状況を、いかに打開するか。
姿勢と行動が問われる日々は、まだまだ続く――。その事実を、あらためて痛感した一日でした。
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